体質改善イタリアン
その不調、食事が原因かも知れません。
病院で診てもらってもなかなか治らず、薬に頼りきりで原因不明といわれる頭痛や胃痛、手足のむくみや腫れ、痺れ、肌荒れなど。確たる原因が分からずアレルギーや遺伝性などと説明されがちな不調。それは食生活が原因かも知れません。
日本は世界的にも有数の食品添加物認可数の多い国。他国で危険とされている食品添加物もたくさん認可、使用されています。そうした中でも特に有害性の高い、不要な食品添加物を避けるだけであらゆる不調は改善され、健康は維持促進出来るという事を、私は身を以って体験しました。
行列の出来るような人気の飲食店のメニューや加工食品のほとんどは、安価な外国産の冷凍食材や代替食材を駆使していて、化学調味料や添加物をふんだんに使うことで、味良く見た目よく、香りよく、人間の神経に対して中毒性のある食べ物を作っています。そうしたものを食べると全体の量はさほど多くなくても膨満感があり、胃や腸が化学物質を処理しきらないので2、3時間くらいフリーズしてしまいます。消化しきれない石油精製品ともいえる粗悪な化学物質は体内に蓄積され、血液や神経の良好な循環を阻害します。良質なオリーブオイルは可燃性カロリーですが、合成ラードや合成オイルは粗悪で不燃性のカロリーですから肥満や老化を促進させ、日常的に摂取を続けると様々な病気の基になるのは明らかです。便利や手軽さから宅配や外食、出来合いの食べ物に頼った食生活を続けると良質な栄養素が得られず、免疫力が下がり、アレルギーや不眠症、老化の症状に悩まされ、若くしてガンや心筋梗塞、脳梗塞、脳卒中などという大病を患う人が年々増加しています。現代社会においてジャンクフード店に列をなしている人たちと、病院で列をなしている人たちは、同列であるように見えて仕方ありません。食に携わる仕事を続けてきたプロとして、少しでも多くの方々の病気を防ぎ、より一層明るく元気で居られる食生活の愉しみ方を皆さんとともに考えていきたいと思います。
私の考える体質改善とは、身体に不要な食品添加物の摂取をなるべく避け、イタリアのサレルノ養生訓、中国の薬膳を取り入れた古来からの考えや統計を基に食材選びや調理方法を考え、現代社会に合わせたより良い食生活を営む事によって、自然治癒力や免疫力を高める事です。 生活習慣を変えると疲れにくくなったり、病気になりにくい身体に変わっていきます。 その自然治癒力と免疫力を高める事で、いつまでも若々しく元気でいられるよう、一緒に楽しく考えていきましょう。 |